「会社が黒字だから、事業承継も安心だ」
「決算書は税理士に任せているから、よく分からない」
もし経営者であるあなたがそう考えているなら、事業承継の際に思わぬ高額な相続税に苦しむことになるかもしれません。
なぜなら、会社の業績が良い(利益が出ている)ということは、それだけ「自社株の評価額が高い=相続税が高い」ことを意味するからです。
円滑な事業承継には、単なる経営黒字だけでなく、「株価対策」と「納税資金の確保」という財務戦略が不可欠です。
この記事では、事業承継に必須となる「財務三表(PL・BS・CF)」の読み方と、相続対策としての活用ポイントについて解説します。
事業承継で「財務三表」が重要な理由
会社が決算で作る書類(財務諸表)の中でも、特に重要なのが以下の3つです。
| 名称 | 略称 | わかること | 事業承継でのポイント |
|---|---|---|---|
| 損益計算書 | PL | 1年間の「儲け」 | 利益が出すぎると株価が上がる |
| 貸借対照表 | BS | 決算時点の「財産」 | 純資産の額が自社株の価値になる |
| キャッシュフロー計算書 | CF | 「お金の流れ」 | 納税資金があるか確認する |
これらは「会社の健康診断書」です。どこに問題(高すぎる株価や資金不足)があるかを見極めるために使います。
1. 損益計算書(PL):利益と株価の関係
PLは、会社が1年間でいくら稼ぎ、いくら使ったかを表す書類です。
事業承継の観点では、以下の点に注目します。

利益のコントロールが節税のカギ
自社株の評価方法の一つ「類似業種比準方式」では、会社の「利益」が株価に大きく影響します。
利益が出すぎているタイミングで承継すると、株価が高騰し、後継者が払う贈与税や相続税が高くなってしまいます。
【対策のヒント】
承継のタイミングに合わせて、役員退職金を支給したり、設備投資を行ったりして一時的に利益を圧縮し、株価を下げることが有効です。
2. 貸借対照表(BS):純資産と株価の関係
BSは、会社が持っている「資産」と「負債」、そしてその差額である「純資産」を表す書類です。
純資産が厚いほど税金は高い
自社株評価のもう一つの柱「純資産価額方式」では、BSの「純資産の部」がそのまま株価のベースになります。
長年黒字を続けて内部留保(利益剰余金)が積み上がっている会社は、純資産が膨らんでおり、株価が非常に高くなっている可能性があります。
【対策のヒント】
不動産を購入して資産の評価額を下げたり、配当を出して純資産を減らしたりする対策が考えられます。
3. キャッシュフロー計算書(CF):納税資金の確保
CFは、実際に会社に「現金」がいくら入り、いくら出ていったかを表します。
黒字倒産という言葉があるように、PL上で利益が出ていても、手元に現金がなければ会社は回りません。

後継者にお金はあるか?
事業承継で最も深刻なのが「株などの資産はあるが、相続税を払う現金がない」という事態です。
会社が自社株買い(金庫株)を行って後継者に現金を渡すなどの対策を行うには、会社自体に十分なキャッシュフロー(現金)が必要です。
「自社株はいくら?」はシミュレーションで確認
「うちの会社の株価は高いの?安いの?」「今、承継したら税金はいくら?」
財務三表の数字を読み解き、複雑な計算式で株価を算出するのは、専門家でないと困難です。
そこで活用したいのが、ミラーマスター合同会社の『簡単相続ナビ』です。

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『簡単相続ナビ』なら、決算書の数値を入力するだけで、自社株評価と相続税の目安を一瞬で試算できます。
- 【自社株評価シミュレーション】
「類似業種比準価額」や「純資産価額」を自動計算。現在の株価水準と、将来の推移を予測します。 - 【納税資金シミュレーション】
後継者が払うべき相続税・贈与税に対し、資金が足りるかどうかを判定します。 - 【AI相談】
「退職金で株価を下げるには?」「生前贈与のタイミングは?」などの疑問に、マスコットキャラクターの「簡単 そうぞくん」が24時間365日お答えします。
まとめ:数字を知ることが、会社を守る第一歩
事業承継は、単に社長の椅子を譲るだけでなく、会社の「価値(株価)」を次世代に引き継ぐ一大プロジェクトです。
財務三表を理解し、適切な株価対策を行うことで、無駄な税金を減らし、会社と家族の資産を守ることができます。
まずは『簡単相続ナビ』で、自社の「健康状態」と「株価」をチェックすることから始めてみませんか?
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